記念すべき最初に紹介するジャンク品は、パイオニア製PAC-S1
定価9万円のレーザーディスクプレイヤーに4万円のコントロールパックでメガドラやPCエンジンが遊べたという残念な商品・・のメガドラの部分
注目すべきはこの値段。コントローラー無し単体でもオークションにて1万円は堅い。
外装プラスチックは1993年9月製造
中身の画像は用意できていないが、メガドライブと同じプロセッサが確認できたと記憶している。レーザーアクティブ本体は所有していないので、単体で上手いこと動作させられないものかと考えたこともあるが、如何せんメガドラソフトも高い。スーファミのように100円で、とはならないのかなあ。ちなみに外装を外すには、特殊な形状のネジを外さなくてはならない。スーファミに使われているものと同等品である。
1993年当時、総額10万円以上かけてまでメガLDゲームで遊ぼうとした元所有者は、どんな生活をしていたか(しているか)気になるところである。当時不人気であったものこそその後の相場が上昇してラッキーというのは、今日のレトロゲームあるあるだが、こやつはちと投資額がべらぼう。
これを見つけた時、思わず店員さんに「本体はないか」と聞いてしまったが、今考えればわかる訳が無かっただろうに。しかしながら、本当に良い中古屋というものは、相場を知らない物である、という基本を教えてくれる一品である。